オリジナルの超短編小説(1000~2000字程度)を更新していきます。

レアなボランティア
プラネタリウムとはそもそも何なのか。 ボランティアの募集にプラネタリウムの作成と書かれてい ...

心の死に装束
「御社のもとで精いっぱい頑張っていきたいと思います。」 本心ではなかったが採用されなければ ...

遠い記憶のタイムカプセル
小学生くらいだったか。 思い出として、一つの思い出作りとして、みんなでタイムカプセルを埋め ...

脱力ストロベリー
ピアノの発表会が近い。 発表の日にちが近づけば近づくほどに緊張が高まり、身体に力が入る。 ...

緊張する家
春季に新しい家を買った。 新しいとは言っても築20年の家で少々古いという情報はあるものの内 ...

カフェの小人
コーヒーが好きで、いつも行きつけの店でコーヒーを頼んでは啜っている。 私的に味が薄くなけれ ...

間もなく参ります
目が覚めた時には見知らぬ空間に身を置いていた。 お尻と背中に伝うふかふかとした感覚。 まぎ ...

不老不死荷物
小学生まではランドセルで、中学に上がる頃に鞄にした。 成人した今でも同じ鞄を使っているほど ...

一発ペンチ
パチン、パチン。 今日もどこからか響く何かを切断するような音。 冬の乾いた空気を音が伝って ...

足の生えた影
人、動物、もの。 影は光源がある限りどこでも存在する。 光源のある方向によって後方や前方ま ...