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思わぬ休講

フリー台本

【シーン:大学のキャンパス内、昼前】
汐里しおりと亜美が校門の近くで待ち合わせている)

汐里「はぁ……せっかく気合い入れて早起きしたのに……」

亜美「いや、ほんとそれ。大学着いてから休講のお知らせとか、マジで勘弁してほしいんだけど?」

汐里「メールで事前に知らせてほしいよね。こっちは満員電車に揺られてきたっていうのに……」

亜美「しかも第一限じゃなくて、第二限の授業が休講っていう絶妙なタイミングね。もう家に帰るのも微妙な時間……」

汐里「うーん……このまま帰るのももったいないし、どっかで時間潰す?」

亜美「それならさ、新しくできたカフェ行かない?映えるって話題になってたとこ!」

汐里「あ、それ気になってた!でもさ、あそこ混んでないかな?」

亜美「今の時間なら意外と空いてるかもよ?授業中の人も多いだろうし!」

汐里「確かに。よし、せっかくの休講だし、楽しんじゃおう!」

(2人は意気揚々とカフェへ向かう)

【シーン:新しくオープンしたカフェの店内】
(カフェの入り口をくぐると、木目調の落ち着いた雰囲気が広がっている)

亜美「おお~!想像以上におしゃれ!」

汐里「ほんとだね。そんなに混んでないし、ラッキーかも!」

(2人はカウンターで注文をする)

店員「ご注文は?」

亜美「えっと、私は抹茶ラテで!」

汐里「私はカフェモカでお願いします」

(注文を終えて席に座る)

亜美「それにしても、休講になったおかげでこんな素敵なカフェに来れたのは結果オーライかも!」

汐里「ほんとだね。普段はバタバタしてて、こんなゆっくりカフェでおしゃべりする時間なんてあんまりないし」

亜美「ねえ、せっかくだから写真撮ろうよ!映えカフェに来たからには!」

汐里「いいね!……でも私、写真撮るの苦手なんだよね」

亜美「じゃあ私が撮るから、汐里はポーズ決めて!」

(亜美がスマホを構え、汐里がぎこちなくピースする)

亜美「ちょっと硬すぎ!もうちょっと自然に笑って!」

汐里「ええ、難しいよ……!」

(何度か撮り直しながら、2人は笑い合う)

汐里「こういう時間、なんか久しぶりかも。授業とかバイトとかで忙しくて、最近ちゃんと遊べてなかったし」

亜美「うんうん。たまにはこういう息抜きも大事だよね。これからも、たまにはこういう時間作ろ?」

汐里「うん、そうだね!」

(2人は笑顔でコーヒーを手に取り、カフェでのひとときを満喫するのだった)

【シーン:カフェの店内、まったりとした時間が流れる】

(2人はコーヒーを飲みながら、のんびりとした時間を過ごしている)

亜美「あー、やっぱりこういう時間大事だね。最近ずっとレポートに追われてたから、心が浄化される感じ」

汐里「わかる……。レポート、提出ギリギリにならないとやる気が出ないのが悪いんだけど」

亜美「それな。私も毎回『次こそ計画的にやる!』って思うんだけど、結局ギリギリになるんだよね」

汐里「永遠に学ばないよね、私たち……」

(2人はため息をつきながらも、笑い合う)

亜美「そういえばさ、最近何か面白いことあった?」

汐里「え、面白いこと?……あ、そうだ!この前、バイト先でめちゃくちゃドジなことしたんだよ」

亜美「なになに?」

汐里「注文されたアイスコーヒーを温めてホットで出しちゃった……」

亜美「えっ、それお客さんの反応どうだったの?」

汐里「『あれ?ホット頼んでませんけど……』って言われて、めっちゃ焦った!すぐ作り直したけど、店長にはしっかり笑われたよ」

亜美「いや、可愛いミスじゃん!私なんて、バイト先でお釣り間違えて多く渡しちゃって、めっちゃ怒られたことあるよ……」

汐里「それはヤバい(笑)でも、みんな何かしらやらかしてるよね」

(話はどんどん盛り上がり、気づけば時間があっという間に過ぎていた)

亜美「あれ、もうこんな時間!?そろそろ次の授業行かないと!」

汐里「ほんとだ!なんか楽しくて時間忘れてた!」

(2人は急いでカフェを出る)

亜美「思わぬ休講だったけど、結果的にいい時間だったね!」

汐里「うん!たまにはこういうのもいいね!」

(2人は笑いながら、次の授業へ向かって歩いていく)

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