目やまぶたのしこりには、いくつかの病気が考えられます。
目のしこりの種類
- 霰粒腫:マイボーム腺の脂肪が詰まることでできるしこり
- 麦粒腫(ものもらい):まぶたの一部が赤く腫れ、ずきずき痛むもの
- 稗粒腫:マイボーム腺の出口が塞がることでできるしこり
- 接触性眼瞼皮膚炎:化粧品などの影響でまぶたが荒れることでできるしこり
- 脂肪腫:脂肪細胞が増殖してできるしこり
- じんましん:アレルギー反応によりまぶたが腫れることでできるしこり
これらのしこりは、眼科もしくは皮膚科の受診が必要です。まぶた以外の顔面にも同様のしこりができている場合には皮膚科へ、目の症状がある場合には眼科が適切です。
目のしこりの治療方法
しこり目の治療法は、しこりの大きさや症状によって異なります。小さなしこりで痛みや赤みがない場合は、時間が経つと自然に吸収されることが多いです。ただし、痛みや赤みが生じる場合は、以下の治療方法が考慮されます。
- 抗菌薬の目薬や軟膏の使用
- 温湿布による詰まりの緩和
- 切開して内容物を排出する場合もあります
特に霰粒腫の場合は、ステロイド眼軟膏の塗布が行われることもありますが、完治までには数ヶ月以上かかることがあります。
しこり目の治療に関しては、医師の指導のもと行われるべきです。この記事は情報提供のみを目的としており、医療上のアドバイスや診断を行うものではありません。症状がある場合は、専門医に相談しましょう。
まとめ
目やまぶたのしこりは、いくつかの病気の兆候として考えられます。適切な診断と治療のためには、眼科もしくは皮膚科の専門医への受診が重要です。小さなしこりで痛みや赤みがない場合は、時間が経つと自然に吸収されることが多いですが、症状がある場合は医師の指導のもとで治療が行われるべきです。
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