ゆうこ21

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掌編小説

足を伸ばせる10月10日

主人公は誕生日休暇を取得し、のんびりと過ごすことに。ただ、何もやる気が起きない日々を過ごす。しかし、何も考えないことが良いことかもしれないという気づきを得る。
掌編小説

注文する息

あがり症の主人公が、無意識のうちに買ってしまう。自分自身の行動を変えようと、一生懸命努力するが、妖怪に悩まされ、自分自身を見失ってしまう。
掌編小説

レーザー絵画販売

NFTという技術が話題になり、仮想現実で美術品を楽しむ動きがある。しかし、実体がないため虚無感を感じる人もいる。筆者はレーザー絵画販売を通じて美術品を具現化し、手で触ったり、臭いを嗅いだりすることで資産として楽しんでいる。また、家を建造することも可能だが、専門用語が難しく、建築に詳しくないため手を出せない。作者は美術品に囲まれる生活を送っており、日々を謳歌している。
掌編小説

電池がないダブルベッド

新婚祝いで購入した電池式ベッド。光るランプが搭載され、部屋を柔らかく照らす。だがランプが点灯しない。電池を確認すると消え去っていた。その後も何度試してもランプは点灯せず、電池が消えるという怪奇現象に見舞われる。ベッドは売り払い、妻と共にらんらんと光るランプの光に身を任せて就寝する。
掌編小説

炒めるとおいしい毎日

主人公が料理が苦手で、親とも疎遠になっている。ある日、母親からもらったフライパンで料理を作ったら、おいしく仕上がり、感動する。
掌編小説

魔物が棲むヘアゴム

主人公が偶然念力を使えるようになり、自分の体に触れるものを使うことで念力を発動できることを発見する。主人公は念力を使ううちに、魔物がヘアゴムに宿っているのではないかと言われるが、その後も念力を使い続けることができる。主人公が念力を使うことを決意する。
掌編小説

飲む娘

女子大学生の娘が身長にコンプレックスを持っている父親の日常を描いた小説。娘は毎日牛乳を飲み、身長を伸ばそうとしている。しかし、大学生になっても飲み続ける理由が胸を大きくしたいからというものに変わっている。
掌編小説

寝てたら着く家族旅行

主人公はASMRの影響で夢をよく見るようになり、家族で異郷の地への旅行をする夢を見る。夢の中では家庭を築き、幼い子供たちと過ごすが、現実では出会いも財源もなく、焦りを感じている。出会い系サイトも試したが、利用者にお金を消費させるためのサクラだったり人の本気の気持ちを嘲笑う同性の人間だったりで、本気で恋愛した意味としては悪質な環境だった。夢の中だけでも結婚生活を楽しみたいと思うが、現実は厳しい。
掌編小説

つかまり立ちする宝石

宝石が放置され、途方に暮れるが、少女に拾われ、宝石職人に磨かれ、指輪となる。
掌編小説

虹色ねり消し

憂鬱な毎日を送る主人公は、芸能にすがり散財するようになる。しかし、母親が亡くなり葬儀費用が払えず、自分の生き方を後悔する。そんな時、異様な感覚を感じた彼女は手に握っていたねりけしで悩みを消すと、奇跡が起きた。今後は自分だけでなく親のためにもお金を使うことを決めた。
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