ゆうこ21

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掌編小説

作家のレスラー

小説家が立体レスラーに命令することで、リアルな格闘ゲームが実現する。語彙力と判断力が必要で、メタバースよりも低コストで楽しめる。小説家の技術は世界でも注目されるかもしれない。
掌編小説

指秋晴れ

血族の秋限定の能力で天候を自在に操ることができる主人公が、自分の能力に気づき、様々な疑問を抱く。同じ能力を持つ人間が混在する場合、また血族であっても誰が天候を操るのか疑問を持ちながら、自分の能力について考える。一年に一時期だけの輝く可能性を思い、夏の長期休暇が過ぎるのを待つ。
私色日記Ⅱ

融通が利く入門書

アスペルガー症候群の人間が、入門書と呼ぶ電子デバイスによって、ストレスのない世界での労働が実現される。これを託してくれた会社や社員に感謝している。
掌編小説

時給が上がる家事

男性が家事を手伝うことによって、月給が上がり、家族関係が改善される話。
掌編小説

8月後半のハンバーグ

ハンバーグ好きな主人公が、自宅で作るハンバーグについて語る。牛肉や豚肉のハンバーグに加えて、混合肉のハンバーグも作る。家族と選んだソースや食材を楽しむ。年に一度の安売りで混合肉ハンバーグを買うのを楽しみにする。混合肉はふだんは売っていないらしい。
掌編小説

宇宙の酒粕

地球の滅亡に備え、ワープ技術を使い新天体の発見と移住先を探索する科学者たちがいた。ある星で酒粕を発見した彼らは、そこでお酒が造られる理由を調べるうちに、この星に心惹かれていく。
掌編小説

焼き厚紙

厚紙に書いた願いを燃やす風習を思い出した男性。彼女と復活しようと提案される。彼女は「私のすべてを許し、正し、包み込んでくれる。そんな存在だけを残してあとは私とかかわらないでほしい」と書いた。男性はあの厚紙によって選ばれたのだと気づく。
掌編小説

イモっぽい人工呼吸

イモと呼ばれる少年が、容姿に悩みながらも、共通の悩みを抱えるクラスメイトと絆を深めていく。ある事件をきっかけに、彼女と仲良くなり、日々を過ごすようになる。
掌編小説

Aランチの十字架

社内食堂での日替わりランチを楽しむことが唯一の楽しみとなっているIT企業勤務の女性が、自炊が全くできずレトルト食品や簡単な料理に頼っていた過去を振り返りながら、社内食堂のABCランチによって救われるようになったことを描いた物語。
掌編小説

都会のマント

都会の人たちと比較され、田舎の退屈さを感じていた主人公が、神社で手に入れた紅色のマントを着用し、自分を高めた。それによって、自分を卑下する必要はなくなったと感じた。
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